栞と不如帰

しがない学生のせわしない日常の何気ない出来事の備忘録的な何か。主に趣味(旅、日本酒、珈琲、読書)について書く。

劒岳に登ってきた話(前編)

どうも、ワールドカップが終わり、甲子園が終わり、さらには8月も終わったというのに、旅にも出ず、ブログも書かず、欲にも夏の暑さにも負けて家でニートばかりしている、あまのジャクソンです。こんにちは。お久しぶりですね。ブログ忘れてないです。昨日まで忘れてましたが。

 

皆さんは平成最後の夏休みいかがお過ごしでしたか?楽しめましたか?エンジョイ出来ましたか?僕はそれなりです。お察しください。

 

さて、今回は富山県にある劒岳という山に行ってきたら、やばすぎた。という話の前編です。

 

留意事項

  • 筆者及び同行者は高校時代山岳部に所属しており、ある程度の経験と知識があり、装備も一式揃っていること(かえって変な自信があるから剱岳に挑戦したという説は否めないが。)
  • この記事を剱岳及びその他の山への登山の計画のあてにしないこと(山をなめてかかると多くの人に迷惑がかかります。絶対にやめましょう。)
  • 筆者及び同行者は出発前に全日程範囲の保険に入っていること(保険は大事だよー)
  • 記事やブログの性質上、様々な詳細は紹介できないこと(装備はこのメーカーのこれとかは無理だが、持って行った装備などは紹介するつもり)

 

以上を踏まえて読んでください。よろしくお願いします。

 

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劔沢周辺から望む劒岳

 

劒岳の説明

北アルプス北部の立山連峰にある標高2,999 mの山。日本百名山および新日本百名山に選定されている。立山鹿島槍ヶ岳とならび、日本では数少ない氷河の現存する山である。

これだけ見ると、あぁ高い山なんかなぁとか思いますよね。僕も詳しく調べる前は漠然とそんな感じでした。慢心ダメ絶対

劒岳の概要をさらに紹介しますと、(サンキューwiki)

日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。これは、その一般ルートが、一服剱 - 前剱 - 本峰の間で、岩稜伝いの鎖場やハシゴのルートになることによる。難所としてカニのヨコバイ・カニのタテバイと呼ばれる鎖場があるが、実際には、より容易な稜線で滑落事故などが発生している。また、クライマーと呼ばれる一流登山家も、その岩場や雪山で、多くの命を落としている。

最終氷期に発達した氷河に削り取られた氷食尖峰で、その峻険な山容は訪れる者を圧倒し、登山家からは「岩の殿堂」とも「岩と雪の殿堂」とも呼ばれている。

これ、文章だけでヒェッって感じますよね。実際はその100倍はヒェッってします。人はなぜ山に登るのか、、

 

今回の登山行動について

  • 日程   2018年8月20日〜8月21日
  • メンバー   登山経験豊富な友人と2人パーティ
  • 天候   8/20 曇りのち晴れ  8/21 快晴のち晴れ
  • 劔沢にてテント泊、サブザックで山頂アタック
  • 今回の活動する標高では高山病に気をつけなければならないため、しっかりと睡眠をとること、呼吸が浅くならないように気をつけること、水を気持ち多めにとること、以上を気をつける。

コースタイム

8/20(月)曇りのち晴れ
立山駅07:10→07:17美女平07:27→08:30室堂バスターミナル08:45→09:20雷鳥沢キャンプ場09:30→10:45剱御前小屋11:00→劔御前山→劔御前小屋12:00→12:45剱沢キャンプ場
 
8/21(火)快晴のち晴れ(劔沢~劒岳間 サブザック)
劔沢03:15→03:40剱山荘03:45→一服剱→04:40前剱04:50→06:00劒岳06:25→07:45前剱08:10→
9:00一服剱9:10→9:20剱山荘09:25-09:40剱御前小屋09:45→
09:50雷鳥沢キャンプ場11:30→12:40劔御前小屋12:45→13:40雷鳥沢13:50→14:10みくりが池温泉15:20→15:40室堂バスターミナル16:00→16:40美女平駅16:50→16:57立山駅 下山完了

 

 

【0日目】

0日目って変な感じですが、0日目の夜、ご飯と風呂を済ませた後、友人と合流し、関西から車で6,7時間かけ、立山駅へ向かいました。運転中みなさんはどんな音楽をかけますか?ラジオとかですか?筆者のオススメはユーロビートです。流行れ。USA/USA/ サンキューDA PUMP頑張れDA PUMP

 

【1日目】

5時くらいに着いて、サクッと用意して仮眠をとりました。

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六甲山以来のケーブルカーです。7時10分発に乗りました。

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美女平駅に着いたのが7時17分ごろ、そこからバスに乗り換え、1時間ほどバスに乗ります。ここでさらに仮眠チャージ!

 

そして室堂バスターミナルに着いたのが8時30分くらいでした。

もし室堂経由して登山するならば、室堂でトイレと登山届けを絶対に済ませておきましょう。

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室堂はまだ観光地って感じです。過半数が一般の方かな?

 

ここから軽く歩くと立山室堂で有名な、みくりが池があります。

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みくりが池 いろんな写真とかパンフレットで見たことある

これだけでも来た甲斐がありますね。マジで幸せでした。しかしこの後筆者は悪魔に襲われるとは夢にも思わないだろう。。

 

さてそれからまた歩いて、雷鳥沢を通ります。

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この写真中央下らへんにあるのが雷鳥沢キャンプ場で、写真中央から中央上にかけてに位置する道を一気に標高を上げて行きます。ここからほぼガチ勢ですかね。

 

登り切って尾根に出て、10時45分、劔御前小屋に到着です。劔御前小屋等の写真はないです。運転と寝不足と運動不足と高山の酸素薄でバテバテでした。許してクレメンス

 

軽く休憩をとり、劔御前山に登りました。

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劔御前山にて

劔御前小屋からすぐのピークがそれらしさを醸し出してますが、そこからしばらく歩くと三角点と標識があります。

この時一緒に三角点探したお兄さん!その節はありがとうございました!またどこかの山ででお会いできたらいいですね!

 

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劔御前から望む劒岳、RPGのラスボスを想起させる佇まいで、期待と不安がさらに込み上がってきました。

 

写真を一通り撮って、12時少し前に劔御前小屋まで戻ってきました。12時に小屋を出て、本日の幕営地、劔沢キャンプ場へ向かいます。その道中で撮った写真が本記事1枚目の写真ですね。劔沢に着いたのが12時45分です。

 

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劔沢キャンプ場

此処は最高の幕営地か??

 

それから明日の準備を整えて、持ってきたビールを飲...まずに、水場で冷やせるのでそこで冷やし、劔沢小屋にある売店でビールとカップ焼きそばUFOを買い、お昼ご飯です。ビールも焼きそばも当然山の上価格。2つで1000円弱。筆者、豪遊っ・・・!圧倒的至福っ・・・!

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キンキンに冷えてやがる・・・!ありがてぇっ・・・!涙が出るっ・・・!犯罪的だ・・・!うますぎる・・・!

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これが大人の登山じゃ!

 

しかし楽しい時間は一瞬っ・・・!

疲労を重ね鞭打ち山道を這い上がってきた肉体に、アルコールは禁物っ・・・!

アルコールという悪魔が筆者を襲う・・・!

 

普段から嗜む程度は飲む僕がたった一口のビールに泥酔!圧倒的泥酔っ・・!襲いくる頭痛っ!視界を支配する目眩っ!

友達に残りを飲んでもらい、なんとかテントに戻り昼寝。数時間後起床、目眩や頭痛は回復し、晩ご飯だけ食べて、18時にその日はもう寝ました。山の夜は早い、当たり前ですね。

 

1日目が終わったところで、キリがいいので前編はここまで。

 

めちゃくちゃ長い記事になり、自らも困惑するほどです。すみません、、

 

また近日中に後半もアップします。よろしくおねがいします。

それでは。アディオス!

 

 

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最近大発見したんですが、カルピスをレモンの炭酸水で割ると、、、美味いですよね。カルピスソーダ?ナニソレオイシイノ?

ほんまにどうでもいいですね。失礼しました。それでは失礼します。最後まで読んでくださりありがとうございます。次の記事も楽しみにしててくださいね!